障害年金の歴史

国の社会福祉制度の一つに、障害年金があります。
これは老齢年金・遺族年金と並ぶ公的年金の一つで、国民年金の障害基礎年金と厚生年金の障害厚生年金の2種類があり、障害基礎年金は全ての20歳以上の全ての国民(条件により例外あり)を対象とした基礎となる年金です。
企業等の労働者については、更にその上に障害厚生年金が加えられた2階建ての仕組みとなった年金制度です。
障害年金とは、病気やケガ等で障害を負う事によって働く事に支障をきたし、社会生活の安定が損なわれる事が無い様に、国が障害者に対して支給する年金です。

厚生年金の始まりは、昭和17(1942年)年6月にスタートした、労働者年金保険法がその起源です。
障害年金の始まりは国民年金と厚生年金では異なっており、厚生年金は昭和19年(1944年)に発せられ、初めから1・2級の障害年金が設けられており、昭和29年(1954年)の法改正で3級が新設されました。
精神障害者に対しては、厚生年金が開始された当初から障害年金の対象となっています。

国民年金は、昭和34年(1959年)の無拠出制の「福祉年金」が前身であり、現在の拠出制の国民年金は昭和36年(1961年)が開始と、比較的新しい制度です。
国民年金が開始された当初は対象外だった精神障害者は、昭和39年(1964年)に、精神薄弱者は翌年の昭和40年(1965年)に対象に加えられました。
この国民年金の開始により、「国民皆年金」体制が整い、昭和61年(1986年)に「基礎年金制度」が導入されると、厚生年金の加入者は「2階建て年金」を受給する事になり、現在に至っています。

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